先輩社員からのメッセージ

人の技術とシステム化された製造管理の融合    工場長 村田秀孝

 

現在までの仕事内容を教えてください。 

 私は33歳で入社し、5年後に工場長を任されました。学校で専門知識を学んだわけではないし、自分の先輩にあたる人を十数名も引っぱって行くわけですから、管理者としての業務の難しさを痛感しました。それでも、お陰様で、苦しい時も従業員の皆さんに支えてもらいました。そして私も、常に一人一人に敬意を持ちながら仕事をしようと心がけてきました。


 

中九州金属工業はどんな会社ですか。

 この会社は、厳しい中にも温かみのある人の集まりだと思います。後輩を叱るだけではなく一所懸命フォローするし、みんなで頑張ってみんなで達成感を味わおう、お互いをいたわろうとする一体感があります。また、意欲や能力に応じて仕事が与えられます。「やりたい者は上がって来い」という機運は、この会社の伝統だと思います。

 

あなたにとっての仕事の「やりがい」は何ですか?

  仕事の魅力は何といっても、作る喜びが日々の中にあること。一品一品が大切なオンリーワンでマンネリ化することがなく、しかも、受注から完成まで一貫して携わり最後まで見届けることができる仕事というのは、なかなか得難いものです。お客様に喜んでいただけた瞬間、苦労が報われます。


 それを可能にしているのは、品質とともに納期を徹底するというポリシーのもと、一人一人が余裕のある目標期限を意識し、例え万が一ミスがあった場合でも時間のロスを取り戻せる体制をとっていること。10年前から、それが中九州金属の流儀なのです。バーコードを用いて仕事の内容と進行状況を明確化し、納期に間に合わないと思われる場合は、3日前までに先方に連絡を入れます。従業員一人一人の技術の素晴らしさと、システム化された厳しい製造管理。この二つが融合してこそ他社との差別化が図れます。


 会長や社長とざっくばらんに、垣根のない対話ができるのもこの会社ならではだと思います。工場長になって20年になりますが、上下の隔たりなく色々な問題について語り合う中で、会社をもっと伸ばして従業員に還元したいとの思いを強くしています。

 

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